1984年 熊本県八代市生まれ│東京在住
法政大学国際文化学部卒業
ボストン大学留学
早稲田大学大学院国際情報通信研究科修士課程修了
大学時代からドキュメンタリー映画、舞台作品を制作。2009年、ドキュメンタリー映画『グレーのバリエーション』を劇場公開。2012年、熊本・天草を舞台にした初の劇映画『NOT LONG, AT NIGHT −夜はながくない−』がアジア最大級の国際映画祭、第25回東京国際映画祭〈日本映画・ある視点部門〉に正式出品され、高い評価を得る。劇映画2作目となるる『マジックユートピア』(共同監督:丹修一)は第15回アンカレッジ国際映画祭コンペティション部門、第49回ヒューストン国際映画祭コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞。
最新作『冬の蝶』は若手監督の登竜門として知られている第33回テヘラン国際短編映画祭アジア・コンペティション部門にてグランプリを受賞するなど海外でも高い評価を得ている。
2013年6月にスタートしたアートプロジェクト『赤崎水曜日郵便局』では、局長・ディレクターを務め、熊本県津奈木町にある海に浮かぶ旧赤崎小学校を再利用した本プロジェクトは全国で話題となる。同プロジェクトは2014年度グッドデザイン賞を受賞。2017年12月、宮城県東松島市において『鮫ヶ浦水曜日郵便局』して再開局。全国の公衆電話を利用した体験型アートプロジェクト『ポイントホープ』では、ディレクター・ストーリーを担当。フェイクシンポジウム『マジカル・ランドスケープ』(CIRCULATION KYOTO、ロームシアター京都)では演劇としてシンポジウムを上演するなど精力的に映画制作を行いつつ、アートプロジェクトや舞台作品などの演出を手がけながら現在に至る。2018年4月から『さいたま国際芸術祭2020』を統括するディレクターに就任。